フェラーリ512TR ミッションドレン

フェラーリ512TRのミッションオイル交換の依頼を受け、早速オイル交換の作業に入った所で
いきなり作業がストップしてしまう事が起きちゃいました。
オイル注入口のドレンのネジがカジリ付いちゃっている感じです。
このままドレンボルトを抜いちゃうと、ねじ山が逝かれちゃいそうです。
一旦、お客さまに連絡して追加作業が必要な事を了承してもらいました。


抜き取った問題のドレンボルトですが、かなりねじ山が荒れちゃっています。
ミッション側のねじ山はズルズルです。
こうなると、ねじ山を作り直すしか方法はないです。

今回はこのヘリサートコイルを挿入する事にしました。
新品のドレンボルトに合うサイズです。


まずはドリルで下穴を開けて
ヘリサートタップでねじ山を切ります。


そして挿入機でヘリサートをねじ込みます。
これでねじ山ができました。

後はミッションオイルを交換して、
新品のドレンボルトを取り付ければOKです・・・・と
簡単に書いてはいますが、実は結構手間がかかっています。
理由は!!!


クラッチハウジングを外さないと道具が入らないのと、
ミッションを持ち上げないと、ドレンがこの様な位置で、サポートフレームが邪魔です。
ミッションオイルを交換予定の方は、ちょいと覚悟が必要かも!?